写真撮影

2026/4/19

一段(ワンストップ)を理解すれば露出は怖くない|カメラ基礎講座

カメラを触っているとよく出てくる「一段(ワンストップ)」という言葉。
なんとなく“明るさが変わる単位”というイメージはあるけど、しっかり理解している人は意外と少ないポイントです。

今回はこの「一段」を、現場でちゃんと使えるレベルまで、わかりやすく整理していきます。


■ 一段(ワンストップ)とは?

結論から言うと、

光の量が「2倍」または「1/2」になる変化の単位

です。

つまり…

  • +1段 → 明るさが2倍

  • -1段 → 明るさが半分

めちゃくちゃシンプルなんですが、これが露出のすべての基準になります。


■ どこで「一段」が関係するのか?

カメラの明るさ(露出)はこの3つで決まります。

  • 絞り(F値)

  • シャッタースピード

  • ISO感度

この3つすべてに「一段」の概念があります。


■ 絞り(F値)の一段

F値はちょっとクセがあります。

代表的な一段の変化はこんな感じ

  • F1 → F1.4 → F2 → F2.8 → F4 → F5.6 → F8

ポイントはここ

数字が大きくなるほど暗くなる(光は半分)

つまり

  • F4 → F5.6(+1段)=暗くなる

  • F5.6 → F4(-1段)=明るくなる


■ シャッタースピードの一段

シャッターは直感的です

  • 1/100 → 1/50 → 1/25 → 1/12.5

時間が2倍になると+1段(明るくなる)

つまり

  • 1/100 → 1/50(+1段)=明るくなる

  • 1/50 → 1/100(-1段)=暗くなる


■ ISOの一段

ISOは一番わかりやすいです

  • 100 → 200 → 400 → 800 → 1600

数値が2倍で+1段(明るくなる)


■ 一段の考え方が一番大事な理由

ここがプロっぽさの分かれ目。

例えば

F4 / 1/100 / ISO100
で適正露出だったとします

ここから

シャッターを1段速くする(1/100 → 1/200)

すると暗くなるので…

どこかで「+1段」補う必要があります

例えば

  • ISO100 → ISO200(+1段)

  • F4 → F2.8(+1段)

こうやって

「一段で帳尻を合わせる」

これが露出コントロールの本質です。


■ よくある勘違い

①「0.5段って何?」

半分の変化(約1.4倍)

実際のカメラでは「1/3段」刻みが多いです。


② F値だけ感覚がズレる

数字が倍じゃないので混乱しがち

でも本質は同じ

光の量が倍か半分か


■ まとめ

一段とは

光の量が2倍 / 半分になる単位

そして

露出は一段で考えると全部整理できる

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